4月10に行われる、ロックバンドHEREのワンマンライブが近づいてきました。このライブを盛り上げるために、ブログで宣伝していきたいと思います。今回は、私がHEREのライブに行くようになった経緯を書いていきたいと思います。
HEREのライブに行くといっても、関東で行われるワンマンか、興味のある対バンの時くらいにしか参加しないので、熱心に追いかけているファンとは言えないかもしれません。ライトファンがどのように見ているのか、という記事になります。
HEREとの出会い編
HEREを知ったのは、多くのエビ中ファミリーと同じく、私立恵比寿中学出演のバラエティ番組『エビ中++』を通じてです。前身番組の『エビ中グローバル化計画』をリニューアルして始まった番組の初回に、出演者の後ろで映り込んでいるド派手な服装をした人がいたのです。
公園でのロケで、他の通行人にはちゃんとぼかしが入っていたのに、なぜかこのド派手な人はぼかしなし。不思議に思いながら、初回放送が終わりました。ところが初回放送の予告編で、映り込んでいた謎の男が新メンバーということが判明したのです。
この謎の男が、HEREボーカル・ロックスター尾形回帰だったのです。
HEREに興味をもつ
エビ中の番組に突如現れた準レギュラー、尾形回帰さん。
番組での印象は、
というものでした。
やがて、彼が登場するたびに流れる曲が気になるようになります。少し調べると、YouTubeでMVを視聴することができることが分かりました。それがHEREの「死ぬくらい大好き愛してるバカみたい」でした。
この曲を聴いて、私は「いいじゃん」と思いました。大学時代はヘヴィメタルをよく聴いていて、ツインギター好きだった私には、ツインギター編成で少し臭みのあるメロディがどストライクだったのです。
www.youtube.comそして関連動画で出てきたこのライブ動画で、「ライブもカッコいい!」と衝撃を受けます。その日のうちに、iTUNES Storeで売っていたアルバムを購入してダウンロードしました。ダウンロードの履歴を調べると、2015年5月10日のことでした。
アルバムを聴きながら、
- 曲も良いし、「まるでカレーうどんの染みみたい」といった詞のセンスもいい
- ツインリードでどちらも特徴的なギターソロを弾いていて、カッコいい
と聞き惚れました。iTUNESにあった、もう一枚のアルバム「I WANNA EAT YOUR CHAOS」もすぐに購入し、「いつかライブに行きたいなぁ」と思うようになりました。
HEREのライブに行く!
ライブに行きたいと思っていても、対バンライブに行くのは少し敷居が高いと感じていました。「ワンマンがあるなら、いつかは」くらいの気持ちだったと思います。
そして時は流れ、セカンドEPとして「はっきよい.ep」が2015年11月に発売され、そのレコ発ワンマンが11月21日に渋谷O-Crestで行われることになりました。「ついにその時が来た!」ということで、チケットをゲットしライブに行くことになりました。そのライブは圧倒的でした。美しい超絶ギタープレイ、ラウドでパワフルなドラム、そして歌舞伎役者の見得を思わせる尾形回帰さんのシアトリカルなステージング。初めて来て、「こんなに楽しいのか」とびっくりしました。
ちなみに、初心者ということで後方にいたのですが、隣にやたらバブリーでセクシーなお姉さんがいらっしゃいました。HEREのお客さんは凄いなと思ったのですが、ベッド・インのちゃんまいさんだったことが後に判明しました。
HEREと恵比寿LIQUIDROOM
その後もHEREは快進撃を続け、MV撮影のためのクラウドファンディングを成功させ、ストレッチゴールとして恵比寿LIQUIDROOMでフリーワンマンライブを行うことを発表しました。当時のHEREにとって最大規模のキャパのライブハウスでのライブでした。そのフリーワンマンライブは2017年2月9日に行われることになりました。
しかし、フライ―ワンマンの前日、突然の悲しい出来事に襲われました。HEREとも縁があった私立恵比寿中学の松野莉奈さんの急逝です。信じられない出来事に打ちのめされながら、それでもたくさんの人たちが、恵比寿LIQUIDROOMに集まりました。
その日のライブは、たくさん泣いて、たくさん叫んで、一緒に歌って、感情が入り乱れたものになりました。そして私は、HEREの音楽に、HEREのライブに救われたような気がしました。
あの日以来の、恵比寿LIQUIDROOMでのライブです。今度は有料公演です。あの日、救われた思いを感じた皆さんは、ぜひ恵比寿LIQUIDROOMに足を運んでもらいたいと思います。
HEREのライブは最高を更新し続ける
私が知ってから、HEREも体制の変化がありました。音楽性の幅も広がりました。ポップなメロディを追求した曲、ハードな楽曲、ラップなどの新機軸、さまざまな側面を見せてくれます。
しかし変わらないものがあります。それはいつも最高のライブをみせてくれるということです。音楽性の深化がライブに反映され、ライブも進化し、今まで以上のパフォーマンスを披露してくれます。
コールアンドレスポンスでステージとフロアの一体感を高め、張り裂けるライブパフォーマンスを繰り広げる。ポジティブなエネルギーに満ちたライブの軸は変わりません。しかし、マンネリにならずに常に最高を更新し続けてくれます。
4月10日、最高のライブをぜひ観に来て欲しいと思います。