私立恵比寿中学の小林歌穂さん主演の連続ドラマ、『また来てマチ子の、恋はもうたくさんよ』の第3話を観ました。第3話でも謎が深まるばかりですが、それでも分かったことがあるので、感想をまとめたいと思います。
ネタバレがありますので、GYAOの見逃し配信を観た後で、続きをご覧ください。
gyao.yahoo.co.jp見逃し配信を観ましたか?面白いので、もう一度くらい観ても良いかもしれませんね。
ちなみに、前話までの感想は、↓のリンクをクリックして下さい。
http://kansouokiba.hatenablog.com/entry/2018/01/25/043930
明らかになったこと
1月20日が繰り返されていますが、賽銭箱にお金を入れてお願いした人は、繰り返す前の記憶が残っているようです。兄のタモツは、2回目の1月20日(第2話)でのマチ子の失敗を正せるように、先回りして状況を変えました。それは記憶がハッキリと残っているからでしょう。
ただしクズ社長の記憶は曖昧でした。その理由は現時点で不明ですが、「無一文」になるという願いを叶えるためには、転売ビジネスに手を出さなければ充分なので、はっきりした記憶が残っている必要がなかったということでしょうか。
いずれにせよ、祠への参拝をトリガーとして、1月20日が繰り返されたという仮説が有力そうです。そしてセーラー服の謎の女性は、この繰り返しに大きくかかわっていることは間違いありません。
また、タモツとクズ社長は制服の謎の女性を見ることができましたが、マチ子は見ることができませんでした。ここから、お参りした人以外は彼女の姿を見ることができないと推測できます*1。
この制服の謎の女性が、カオリの誤解を説こうと走り出したマチ子の姿を見て、嬉しそうにうなずいていました。カオリとタモツの縁を結ぶことが、彼女の目的の一つであるように見えます。
2人を結びつけようとする理由は何でしょうか。彼女が祠の神様で、第1話以前にカオリが参拝してお願いしていたから、と考えることができるでしょう。あるいは、登場人物の子孫で、過去を変えるために来たということもあるかもしれません。
いずれにせよ、まだまだ謎が多く、次回以降が本当に楽しみです。
その他雑感
もう少し、登場人物に自覚がないまま1月20日を繰り返させると思っていました。第3話で大きく話を動かしたのがかなり意外でした。これからどう話が動いていって、最終話までたどり着くのか、楽しみで仕方ありません。
それから、主演の小林歌穂さんの演技が素晴らしいということも付け加えたいと思います。かなりのセリフ量のドラマにもかかわらず、堂々と演じきっていると思います。表情、セリフ回し、動き、どれをとっても素晴らしいと思います。
第3話まで来て、伏線もいくつか回収され、第2話、第1話も観返したくなってきました。素晴らしいドラマを作っていただいたスタッフに感謝です。
*1:ただし、第4話の予告で、カオリが謎の女性と話をしているように見えるシーンがありました。第4話でカオリが話をできているならば、この推測が的外れだったか、カオリが第1話以前に既にお参りをしていたかのどちらかになります。